アメリカにおけるスペイン語
アメリカに留学していたことがあります。
その時スペイン語の授業を受けました。
アメリカの学校だとスペイン語のクラスは必ずといっていいほどあります。
日本で英語の授業があるのと似ています。
理由は需要があるからです。
メキシコからの移民が多く、アメリカの人口の10%以上を占めています。
政治家もスペイン語ができると票集めになるそうです。
日本人が中国語を勉強する感じに似ているという人もいました。
クラスで教えてくれる人
メキシコからの移民やその子供世代の人がアメリカにはたくさんいます。
当然その人たちは家庭内でスペイン語を話しています。
ですが、クラスで教えるのはアメリカ人です。
中には流暢に話す先生もいますが、そうでない場合もあります。
私が出席したクラスはドイツ系アメリカ人でスペイン語はニュージランドで学位を取った人が先生でした。
アメリカ訛りでスペイン語を聞くのはとても新鮮でした。
とくに zapatos を「ザパァートォゥス」と発音したときは衝撃でした。
アメリカ訛りの日本語を聞いたことがありますが、あの訛りがそのままスペイン語にも出るのです。
ということは日本人も言語に関わらず訛りは同じ、ということになりそうです。
アメリカ人の外国語のレベル
アメリカ人は海外に住んだことがあるもしくは家庭環境が手伝わない限り、まず英語しか話せません。
国外の人がわざわざ英語を話してくれるので、外国語を覚える必要がありません。
日本人が日本語しか話せない状況に少し似ています。
日本の場合はしばらく国内需要だけでやっていけたので英語がさほど必要ありませんでした。
また英語と日本語のギャップが大きく覚えるのが難しいということもあったと思います。
スペイン語は英語に相当近いので、アメリカ人が覚えるのはあっという間のハズなんですが、必要がいまいちないため話せる人は少なそうです。
それよりも言語以外のものに時間を費やして他国に差をつけているようにも思えます。
実際ドキュメントをインターネットで探すと英語での件数は圧倒的に多いです。