Seを使った受け身の謎

スペイン語の受け身

外国語を習っていると受け身とか受動態とかいうものが出てきます。

日本語にもありますが、あんまりメジャーではない表現です。

「〜れる・られる」と翻訳されます。

スペイン語にも受け身がありいくつかバリエーションがあります。

Se + 動詞の三人称のパターン

Se habla español のような形で使われます。

日本語にすると「スペイン語OK」という感じでしょうか。

テキストなんかには受け身の構文として紹介されています。

これは本当に受動態として意識しているんでしょうか?

はっきりしているのは能動態にすると、特定の誰かを主語に指定できないということです。

その場合は、わかりやすく英語に直すとこんな感じです↓

People speak Spanish – (A)

ちなみに受動態ままだと以下のようになります。

Spanish is spoken – (B)

スペイン語圏の人たちはどちらをイメージしている?

答え:人によって違うが、どちらか片方だけをイメージしている

何人かのネイティブスピーカーに聞いてみたところ、両方のパターンがあるようです。

人によって違うのですが、能動態でイメージする人・受動態の人それぞれ分かれました。

辞書で改めて調べてみると Se は不特定の人を表すとありました。

この場合は Se が主語になるので (A) のイメージです。

結局は文法的には (A)・(B) どちらも正解ということになりそうです。

実質的に意味するところは同じなので、会話の運用には支障がないようです。

さらにに聞いてみると

試しに (A) の解釈をする人に以下の言い方ってできる?と聞いてみました。

Se pueden comer algunos tipos de arroz – (C)

辞書には Se + 動詞の三人称単数 とあるので、厳密には正しくないんでしょうが、別に違和感はないそうです。

Se puede comer un tipo de arroz – (C’)

この場合だとどうやら arroz が主語になっているようです。

どうやら意識はしていないものの Se + 動詞の三人称 については、受動態と非人称的な能動態の2つを使っているようです。

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